小3地学①：太陽と影のふしぎ

こんにちは！

みんなは外で遊んでいるとき、「あれ？影の場所が変わってる！」って気づいたことはあるかな？

今日は、太陽と影のふしぎについていっしょに学んでいこう！

① 太陽が動くと、影も動く！

朝、学校に行くとき、太陽はどこにあるかな？

たいていは東の空（ひがしのそら）にあります。

お昼ごろになると、太陽はまっすぐ上のほうに来て、

夕方になると西の空（にしのそら）にしずんでいきます。

このように、太陽は東→南→西と動いていきます（これを「太陽のうごき」と言います）。

このとき、影（かげ）の向きや長さもいっしょに変わっていきます！

* 朝の影…西のほうに長くのびる

* お昼の影…自分の足もとに短くなる

* 夕方の影…東のほうに長くのびる

👉 ポイント！

太陽の場所が変わると、影の向きと長さも変わるんだ！

② 影のできかたのしくみ

じゃあ、なんで影ができるのかな？

それは、「太陽の光がまっすぐに進むから」です。

光が当たったとき、ものがその光をさえぎると、さえぎられたうしろに「影」ができます。

たとえば、校庭で自分の前に太陽があると、体が光をさえぎって、うしろに影ができるんだよ！

③ 太陽の光で地面があたたまる！

太陽の光は、ただ明るいだけじゃないよ。あたたかさ（おんど）もあるんだ。

お昼のころに地面をさわると、「あつっ！」と感じることがあるよね？

これは、太陽の光が地面をあたためているからなんだ。

でも、ぜんぶの地面が同じあたたかさじゃないんだよ。

* アスファルトの地面 → とてもあつくなる！

* 土や草の地面 → 少しやさしいあたたかさ

* 日かげの地面 → ひんやりしてる！

これは、太陽の光がどれだけ当たっているかや、地面の色や素材によって変わるんだ！

④ 土のしめりけ（みずのふくみ方）も変わる！

あたたかさだけじゃないよ。

太陽の光がよく当たるところは、土の水分（みずぶん）もへっていきます。

だから、同じ校庭でも：

* 日の当たるところ → 土がかわいてパサパサ

* 日かげ → 土がしめっていて、さわるとしっとり

こんなちがいもあるんだよ！

⑤ 温度計であたたかさをはかってみよう！

「どこがいちばんあついのかな？」

そんなときは、温度計を使おう！

温度計には、「赤い線」や「銀色の中の線」があって、

この線のたかさを見て温度をよみます。

たとえば：

* 赤い線が「25」のところにあったら → 25ど

* 「30」と「40」のまんなかなら → 35ど

🌡️ コツ！

温度計は、日かげで見ると正しくはかれるよ！

⑥ ちょっとくわしい話（＋α）

小学生のみんなには少しむずかしいかもしれないけど、せっかくだからちょっとだけ紹介するね。

* 太陽は「うごいているように見える」けど、ほんとうは地球が回っているからそう見えるんだよ！（これを「地球の自転（じてん）」って言うよ）

影の長さは太陽の高さ（こうど）によって変わるよ。太陽が高いと影は短く、太陽が低いと影は長くなるんだ。

まとめ

🌞 太陽の光は、私たちの生活にとってとても大切！

影ができたり、地面があたたかくなったり、土がかわいたり、いろいろなことに関わっているんだね。

🌟 観察のポイント🌟

* 時間を変えて影のようすを見てみよう！

* 地面のあたたかさやしめりけもくらべてみよう！

* 温度計を使って、日なたと日かげの温度をはかってみよう！

どうだったかな？

次の観察のときは、今日の話を思い出して、太陽と影のふしぎを見つけてみてね！