教育者の方へ
コレクトによる序文
教育者の皆様。「ちがくナビ」へようこそ。本サイトは、学習指導要領に準拠しつつ、単なる知識の暗記に留まらない、「なぜ、そうなるのか」という根源的な問いと、それに至る論理的思考プロセスを重視して設計されています。ここに掲載する指導案は、我々の思想を具現化した一例です。日々の授業設計や、生徒の知的好奇心を刺激する副教材として、ご活用いただければ幸いです。
指導案・教材ヒント
中1
指導案:地層から過去の環境変動を推理する
地層の粒度変化と示相化石を手がかりに、海進・海退といった過去の環境変動を生徒自身に推理させる、課題解決型の授業展開案です。
中2
指導案:飽和水蒸気量のグラフから雲の発生を考察する
飽和水蒸気量曲線の読み取りから、露点の概念を導入し、「上昇→膨張→冷却→凝結」という雲の発生メカニズムを論理的に導かせる展開案です。
中2
指導案:前線のモデル実験と天気変化の考察
温水と冷水を用いたモデル実験で前線面を視覚的に再現し、寒冷・温暖前線による雲のでき方と天気変化の違いを考察させる展開案です。
中3
指導案:天体の年周運動と季節の星座
体育館などを使ったシミュレーションで、地球の公転と季節の星座の関係を身体的に体験させ、年周運動を論理的に理解させる展開案です。
中3
指導案:自然の恵みと防災(ハザードマップの活用)
地域のハザードマップを読解し、理科で学んだ知識と結びつけ、科学的根拠に基づいた避難行動を生徒自身に考察させる、防災教育の実践案です。
高1
指導案:地震の初期微動から震源距離を求める
P波とS波の速度差と走時曲線の関係を、グラフを用いて視覚的に理解させ、震源距離を求める公式を生徒自身に導出させる展開案です。