小3理科②:身の回りの自然を見てみよう!
この記事でわかること!
きみの まわりにいる生き物が、どんな場所で、どんなふうに くらしているかが わかるようになるよ! 生き物と自然の「つながり」を見つける ぼうけんに出かけよう!
生き物は どこにいるかな?
公園の木、花だん、草の中…。生き物たちは、それぞれ ちがう場所にいるみたいだね。まずは、どんな生き物が どんな場所にいるのか、よく見てみよう。
生き物と「すみか」の ふかい関係
生き物たちがいる場所を「すみか」とよぶよ。どうして、みんな ちがう「すみか」にいるんだろう?
ちさまるの「なぜ?どうして?」
どうして、ダンゴムシは いつも 丸太の下とか、じめじめした場所にいるんだろう?
日あたりのいい、あたたかい場所のほうが 気もちよさそうなのに、ふしぎだね?
「すみか」をえらぶ3つの理由
生き物が「すみか」をえらぶのには、ちゃんとした理由があるんだ。それは、生きるためにひつような物が、そこにぜんぶ そろっているからなんだよ。
- ごはんがあるかな?(れい:チョウは花の蜜がある場所)
- 敵から かくれる場所はあるかな?(れい:バッタは緑の草の中)
- 気もちのいい温度かな?(れい:カエルは体がかわかないように水の近く)
さっきのダンゴムシの謎も、これでとけるね! かれらの体は かわきやすいから、じめじめした場所が「気もちのいい すみか」なんだ。
観察ノートをつけてみよう!
きみも自然たんていになって、観察ノートをつけてみよう!「どこで」「どんな生き物が」「何をしていたか」をメモするだけで、すごい発見があるかもしれないよ。
まとめ:自然と生き物はつながっている!
生き物は、まわりの自然の中でくらしている。だから、自然を大切にすることは、そこに住む生き物たちを大切にすることと、まったく同じなんだね!
コレクトの発展ラボ
豆知識ですが、この「すみか」を専門用語では「生息地」または「ハビタット」とよびます。そして、ある場所に住む生物と、たいようや水、土などの環境をひとまとめにして「生態系」と言います。きみは今、生態系という、とても大きな科学の扉をひらいたのです。
チャレンジもんだい:きみは名たんてい!
つぎの生き物たちは、どんな「すみか」にいることが多いかな? 理由もいっしょに考えてみよう!
- トンボ
- ツバメ
- モグラ
こたえを見てみる
- トンボ → 池や川の近く。理由は、ようちゅうのヤゴが水の中でそだち、エサになる小さな虫がたくさんいるから。
- ツバメ → 人の家の軒下など。理由は、雨や風から巣をまもれて、ヘビなどの敵が来にくいから。
- モグラ → 土の中。理由は、敵からみをまもれて、エサになるミミズがたくさんいるから。